SCアンドパートナーズ

Vol.743 「視察ではフードコートに行く理由」

商業施設の視察ではフードコートで食事をすることに決めている。
 
理由は、フードコートの作り方がその商業施設のターゲットやコンセプトを一番表現しているような気がするからです。

ファストフードが並ぶフードコートは気軽で万人に対応できる。

ワンオペのフードコートは全体の調和を重視する。

世界の食を集めたようなフードコートは非日常感を作り出す。
 
フードコートらしからぬ「こだわり」や「老舗」の並ぶ高単価の作り込み。

作られる場所も、1階、2階、3階、、、施設によって違う。

客席数を見れば、集客の意気込みが分かる。

最近は、子供用小上がり席は必ずあるし、時節柄、パネルとソーシャルディスタンス。

その商業施設が、どんなサービスを提供したいのか、フードコートを見ると分かる。

そして、平日、休日、どんなお客様が利用されているか。

とにかく、多くのことが見えてくる。

フードコートにはそんな魅力がふんだんに隠れています。

フードコートとフードホールの違いは以下を参考にしてください。

Vol.60 フードコートとフードホールの違いとは?

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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