SCアンドパートナーズ

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SC経営に関する企業研修

本プログラムはSC企業に勤務される方、SC事業を体系的に学びたい方たちに向けたプログラムです。

  • どうしてもOJTに偏ってしまう
  • 会社の実情に合ったテキストが無い
  • 体系的にSC事業全体を学びたい
  • 新入社員への導入研修を行いたい
  • 社員に行動変革を促したい

このような課題に対して本プログラムは、単に知識の習得に留まらず、日ごろの業務の棚卸しや参加者同士の価値観の共有により、①会社へのロイヤルティ醸成と②SC経営の品質向上を目指します。

〈研修プログラム例〉

テーマ 内容
SC経営の今日的潮流 最近の開業SCの特徴、SCを取り巻く市場環境の変化、近年のSC運営の潮流、SC開発の課題
SCマーケティング理論 SCマーケティングの生成と発展、SC市場戦略とポジショニング理論、ブランド
テナントリーシング理論 リーシング、賃料の算定方法、テナントの損益分岐点、売上高と賃料負担率、テナントミックス
SCプロモーション理論 プロモーション、PULLとPUSHの相違、広告宣伝、広報PR、販売促進、人的販売、ネットとSC、SNSの活用
SCリニューアル理論 リニューアル、ターゲット設定とコンセプト、リーシング方針、退店交渉と契約条項
SC売上生成論 売上の決定要因、売上の構成要因、計画購買と非計画購買、SC売上のコントロール
建物賃貸借契約実務 借地借家法の法的性格、普通借家と定期借家契約、契約の種類別リスク、事前説明と終了通知
SC事業収支計画入門 SC事業収支計画キャッシュフロー、貨幣の時間的価値、経済命数、資本コスト、DCF、NPV、IRR
SC顧客戦略 顧客戦略、顧客志向、顧客満足、CSとES、カードデータの活用、CRM理論、ONEtoONEマーケティング
リーダーシップ論 SCマネージャーの役割と責任、リーダーシップの行動特性、人材マネジメント
テナントコミュニケーション テナント分析(定量分析と定性分析)、店舗売上の損益分岐点分析、テナントポートフォリオ、テナントコミュニケーション(面談と指導)
人材マネジメント SC人材としての必要知識、自己診断、チームビルディング、対人コミュニケーション、目標達成と学習計画、キャリアデベロップメント

※回数、内容、レベル、時間などはご協議の上、決定します。
※1回での開催も可能です。
※会議室などの会場をご用意ください。
※グループディスカッションを行う場合はホワイトボード、模造紙などご用意ください。
※研修が複数回になる場合は、課題(宿題)の提示とグループワークを行います。
※録音、録画はご遠慮ください。

テナント(ショップ)スタッフ向け研修

 新たに『 テナント(ショップ)スタッフ向け研修プログラム 』を開始しました。

本研修は、テナントスタッフ一人一人がSCの一員であることを自覚し、協力し合い、自らの責任を認識し、自らの意思で行動することを促すため、まず、SCビジネスの基本的なことを理解し、そこで作られる売上の構造を理解していただきます。

伝える内容も精神論的ではなく、論理的、かつ体系的に構成され、売上を科学的に捉え、そのコントロール手法を学んでいきます。

講座

【SC基礎講座】
「SCの仕組みとテナントの役割を学ぶ」

内容

SC内の店舗で働くスタッフはテナント企業で採用され、店舗に配属になります。しかし、そこでは、不動産賃貸業であるSCの仕組みやSCにおける自分たちの役割を正確に理解して配属されるスタッフはごく少数です。
本プログラムは、SCの仕組みを知り、SCにおけるテナントの役割と自らの責任を自覚することを目的に進めます。

講座

【店舗運営講座】
「店舗売上の作り方とチームビルディング」

内容

SCに出店する店舗の売上には法則性があり、その法則性とコントロール手法を知らなければいくら接客力を高めても非効率な行動となってしまいます。
そして、売上のコントロール方法が分かってもそれを実行するのはあくまで「人」です。

本講座は、SCに出店する店舗の売上げを決定する要因と構成する要素を学び、店舗で働くスタッフのモチベーションを上げることで強いチームを作る手法を学びます。

コンサルティング業務

企業活動は常に選択の連続であり、成果はその選択に大きく左右されます。
正しい選択を行うためには、社会環境、市場環境、気候変動、消費者意識、テクノロジーなど多くの事象を把握し、分析し、予測することが求められます。
最新の情報、変化と進化、そして自らのヴィジョンを掛け合わせた選択肢を導き出さなければなりません。
しかし、このプロセスには多くの情報と経験と知見が常に必要となると共に今は迅速性(スピード)も重要なファクターとなります。 ここに私の存在価値があると考えています。

これまで次のようなコンサルティングを行いました。

CASE-1マスタープラン策定 〈商業施設運営会社様〉

ご相談

「これまで多くの内装会社、設計会社、コンサルティング会社とプランを作成してきたのですがどれも既存の枠組みを出ること出来ません」という相談がありました。

ご提案

「商業施設は競争や市場規模によって規模が決まり、新業態や日本一号店などの新規性のあるテナントやコンテンツが必要であり、大型駐車場を持たなければならない」と言う固定概念から離れ、競争戦略や差別化とは一線を画したプランを策定しました。それは地域のお客様が本当に必要なもの。地域の生活者が幸せになるもの。そこに住んでみたいと思うもの。それをマスタープランとして提案しました。

CASE-2企業の成長戦略〈印刷会社様〉

ご相談

「私たちは印刷業を主たる事業としてショッピングセンターの印刷物を代理店経由で受注してきました。でも、本当にこの製作物がお客様のためになっているのか、今一つ実感が無かったので、印刷だけではなく、ショッピングセンターのプロモーション業務の全てを受注するようになりました。今後はこれを業務の成長を一段と加速させたいと考えています。」という相談がありました。

ご提案

まず社内に中堅社員によるプロジェクトチームを組成していただきました。
そして、社長インタビュー、全社員アンケート、社員によるワークショップ、ビジネス研修会、チームミーティング、これらをこのプロジェクトトチームを中心に8か月に渡り進め、事業計画を策定しました。
このプログラムは単に事業計画書を策定することに終わらせず、企業内部のモチベーションとインナーブランディングを重視したものとして策定しました。 現在も継続してこの企業の成長に対する支援を行っています。

CASE-3営業戦略策定〈地下街運営会社様〉

ご相談

「私たちの施設は駅ビルのような営業管理を目指してきましたが今一つ地下街という特性に合わず腐心しています。果たしてどのような営業管理や運営管理が地下街にとって適正なのか考えていきたいのです」という相談がありました。

ご提案

1年間にわたり月1回のペースで企業へ訪問し、現地を踏査し、それぞれの抱える課題に対して対応策を都度提案し、最終的に「地下街運営モデル」としてまとめ提出しました。
この案件では、テナントや施設の特性、企業の状態、社員のモチベーションを把握し、それらを総括し、今後の運営に役立つ指針となるよう取り組みました。

CASE-4リモデルプロジェクト〈百貨店様〉

ご相談

「百貨店という業態の将来性が不安視される今、余力のあるうちに専門店化を含めたリモデルを進めていきたいと考えています」という相談がありました。

ご提案

現状の調査(アンケート、ワークショップ)を通し、最適解となるプラン(コンセプト、フロアプラン、テナントミックス、パース)を策定、提案しました。
また、同時に社内研修やセミナーを通じて流通業の変化やその変化に対して自らが変革しなければならないことの意識改革にも取り組みました。 この案件については現在も進行中です。

CONTACT USお問い合わせ

これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-