Amazonのプライム会員は利用可能と言うことだったので試しにAmazonフレッシュを利用してみました。
そしたら、本当に2時間でやってきました。
配達に来た方に「どこから来るのですか」と聞くと、「高津です」と。
そっか、配送(物流)センターは、高津にあるのか。近い。
それでも、2時間で来るためには、オーダーを確認してピッキングしてドライバーのシフトを見て車に積んで運転して、などなど。
それなりに時間がかかるだろうし、渋滞を考えると複数軒数の配達を一度にスケジュールしての出発も難しそうだし。
それでも、価格は特に高くない。普通の値段。
4,000円以上の制限はあるものの配達料は、390円
10,000円以上だと無料。
これで儲かるのだろうか、と心配してしまう。
でも、このAmazonフレッシュ、専門店型ではなく、直営型なのか。
Amazonは、もはや小売業?
ECもリアルのショッピングセンターと同様、出店者(テナント)が商品を供給する方式も多い。
言わば、総合ECサイトはその取り次ぎ業。
楽天市場などは注文してから専門店からオーダー確認のメールは来るけど、そこからいつ届くのか分からない。
次の日来るのか、1週間後か。
それをAmazonは次の日の配送を可能にした上に今度は2時間!
やれやれ、どこまで便利になることやら。
品揃えも食料品だけでなく、キッチン用品からペット用品からヘアケアまで最寄り品はカバーしている。
これでは、ますます家から出なくなるではないか。
もちろん、買い物で外出することがゼロになることは無いと思うけど、2回が1回にはなる。
いや3回が1回か。(もっとか)
Amazonが流通を根底から変えていく。
SCや百貨店などの商業施設は、その意義(価値)をますます問われる2022年になりそうだ。
※この商品リスクを負うことについて2018年記述しているので下記も併せて読んでください。
商品リスクを負う? | SCアンドパートナーズ – SCアンドパートナーズは店舗およびショッピングセンターの経営支援から経営に関するセミナーを展開 (scandpartners.jp)
下記は2018年に出来たシアトルのAmazonFreshを見に行った時の写真です。
これが4年の歳月を経て現実のものとなってきた。
2018年9月撮影@シアトル