第2期の先行開業した阪神百貨店に行ってきました。
工事してるなー、と思っていたらあっという間の高さに。
工事って見ていると進むのが早い。
担当していると色々なことが起こって長いのですが。
不思議なものです。
JR大阪駅からデッキを通って。
入り口を入ると白とグリーンとウッド。
最近の流行でしょうか。
どこの施設も同じに見えます。(すみません)
店内は、とても丁寧に作っている印象です。
コロナ禍もあって、色々なテクノロジーを使っての対応がされています。
今回、特徴的と感じたのはやはり「食」
上層階にあるフードホール
開店前、朝10時の様子。
これでは様子が分からないと思い、改めて12時に行ったら満席。
感染対策のパネルもしっかり括り付けられています。
フードホールと銘打っていますが、機能としてはフードコートですね。
(フードホールとフードコートの違いは、過去のアップを参考にしてください。)
↓
https://scandpartners.jp/blog/post-1457
そして下層階には、バル。
心斎橋の大丸の地下もこんな感じなので、今や一般的になってきたのでしょうか。
しかし、大阪駅周辺では、阪急三番街、グランフロント、ヨドバシカメラ、ルクアイーレ、ホワイティ、お初天神、エストなど各所に横丁風な飲食店街やフードホールがたくさん開業しました。
その上、今年はエキマルシェ、その後、北ヤード(うめきた)から大阪駅の商業増床や郵便局跡地開発やなにわ筋線延伸と新規開発は目白押し。
今後、どれほど飲食ゾーンができあがるのか分かりませんが、相当の規模になるのでしょうね。
こちらの阪神梅田本店も先行開業ということで、まだまだ大きくなるようです。
今回視察してみて、百貨店としてこれまで通り、アイテムコンシャス、性別世代コンシャスなどの造りを感じされますが、イベントや訴求する点や内装デザインなど、ショッピングセンターも百貨店も本当に類似してきました。
最近、作られた商業施設に目隠しして連れてこられて、売り場の真ん中でその目隠しを取られたら、どこだか分からないのでは?そんなことを感じます。
お客のニーズに合致していれば、それは決して悪いことでは無いので否定されるものでは無いのですが、会計基準でも消化仕入れの収益認識が手数料収入になった今、百貨店とSCの差はますます無くなっていくでしょう。
だから、定義や過去の経験に拘ることなく、お客のニーズにいかに応えることが出来るか。
そこに尽きるんだろうな、と強く感じました。
しかし、建設している時、まさかウイルス騒ぎの中での開業になるなど、予想していませんでしたよね。
最終開業の2022年春にはウイルスが落ち着いていることを期待します。