2019年に開業した「Burwood Brickworks」
出所 https://www.frasersproperty.com.au/portfolio/retail/vic/burwood-brickworks-shopping-centre
場所は、メルボルンの中心から電車とバスを乗りついで1時間ほど
開業当時、サスティナブル、環境配慮型、エコなど先進的な取り組みから話題となるも、いきなりのコロナ禍
ようやく行くことが出来ました。
一階にはスーパーマーケットを中心に食が並びます。
見ると低層建物
こちらでは1階をG階、2階を1階と呼びます。
上に上がるとグリーンが気持ちいい
屋上を進むとLOOFTOPのカフェ
地元の方とおぼしき人たちがお昼ご飯を食べに集まります。
屋上には農園もあり、コミュニティの場として使われているとか
周辺には住宅も広がり、生活の一部になっている印象です。
先日、バルセロナに行った時もこうやってショッピングセンターの中を犬が散歩しています。
日本だったら怒られそうですが。
今回、行ってみて感じたのは、
1 エコを追求すると地味な造りになること(当たり前か)
2 農園など運営が肝心になること
3 あくまで近隣型、スローライフであること。(時間消費型、アミューズメント性ではない)
4 規模(面積、階数)がヒューマンスケールであること
5 売上対前年を求めるような発想ではないこと
2022年9月、シドニーで見た「Rohdes Central」と同じ顧客価値を感じましたが、これらは先進国、成熟社会における商業施設の共通項になると思います。
vol.824 「Rohdes Central」
↓
https://scandpartners.jp/blog/post-10602
ご参照ください。