このコラムVol.791で、DXでペーパーレスっておかしな解釈になってきたことを指摘しました。
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https://scandpartners.jp/blog/post-10226
先日、こんなタイトルのメールが送られてきました。
「商業施設におけるDX活用について」
これには驚きました。
とうとうDXは活用するツールになってしまったようです。
DXとは、デジタルトランスフォーメーションのことだったはず。
大切なのは、デジタルでは無く「トランスフォーメーション」
考えると最近のDXは、デジタルトランスフォーメーションの略では無く、
「Digital Exchange」
の略に置き換わっているようです。
少し前、AIで社会が変わると言われ、そのうち、DXになり、そのDXも営業DXとか、リテールDXとは、挙句にDXでペーパーレスとは、DX活用とか。
どんどん矮小化されてきました。
この状況を見ると、ひょっとしたら、日本は、DXが出来るコンディションでは無く、まだまだデジタル化の段階なのかもしれません。
くれぐれもDXという営業トークで断片的なデジタル化に多額の費用を払わないようにしたいところです。