SCアンドパートナーズ

Vol.791 「後退するDX」

先日、タクシーに乗った際、モニターから流れる企業広告動画を見ていたらこんなメッセージが。

「DXの進め方が分からない」

「それでは、弊社にお任せください。ペーパーレスを進めます」

これってDX?

単なる業務フローのデジタル化に過ぎない気がします。

本当に最近は、DXと冠に付けた営業ツールが多い。

店舗DXとか、営業DXとか。

ペーパーレスなんて、パソコンが企業に導入された40年前言われてること。

DXで大事なのはDじゃなくてXの方。

業務の効率化じゃなくて、顧客への新たな価値提案が大切。

少し前、AIが進み社会構造が大きく変わると言っていたのが、いつの間にかDXの話が主となり、挙句のペーパーレスとは。

何だか、どんどん、小さく矮小化された世界になってきている。

そんな印象を最近受けます。

まだまだ、ペーパーレス程度のデジタル化の段階なのでしょうか。

 

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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