SCアンドパートナーズ

Vol.765 「SC白書から見る2021年SCの概況」

今年も(一社)日本SC協会からSC白書が発行されました。

今年のテーマは「進化するリアルな場としての存在価値」

ここからいくつか抜粋してグラフ化しました。

まず昨年(2021年)のSCの動きです。

開業数は24か所。

コロナ禍も手伝ってこれまでで一番少ないようです。

その中でも中規模のSCの開業が減っています。

大手資本によるRSC開発とは状況が異なるようです。

そして、2021年の動きを踏まえての全国の概況。

SC総数は、2020年末から26か所減って「3,169か所」

SCが減少に転じたのが2018年。

その後、コロナ禍に襲われたことを考えると2021年は閉鎖が少なかったように思います。

むしろ、補助金や給付金や調整金などが無くなるこれからの方が厳しくなるかもしれません。

開業したSCに出店するテナントの業種構成別内訳を見ると、

1.継続的な衣料品の減少

2.コロナ禍による飲食比率の低下

3.物販の減少と物販以外の拡大

この3つが指摘できそうです。

詳しくは下記のサイトから「SC白書2022」をご覧ください。

SC白書2022 (jcsc.or.jp)

なお、こちらの冊子は販売もしています。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-