東京都が2022年5月22日をもって新型コロナウイルスのリバウンド警戒期間を終了、飲食店利用人数や滞在時間などの制限を緩和し、政府もマスクの不要場面などを公表し、入国も緩和の方向となり、徐々にコロナ前に戻ろうとしていますが、この2年強の間、SCの売上は低迷してきましたが、それがコロナ前(2019年)と比べ、どのような動きなのか、グラフ化しました。
こちらは↓現在発表されているデータを2020年、2021年、2022年に分離して重ねたものです。
こちらは↓上のグラフと同じ値を連続してグラフ化してものです。
どちらもデータ(数値)は同じものなので、分かりやすい方を見て欲しいと思いますが、①2019年までは届いていないこと、②2022年に入っても第6波の影響で2021年とはさほど変わりは無いこと、③緩やかながら回復傾向を示していること、が言えると思います。
ただ、百貨店の売上の復調に比べやや軟調に感じるSCは、元々、「ECに代替されやすいもの」が多いのではないかと感じています。
先日、コロナ禍による自粛によって家計に50兆円の滞留資金が発生していると報道がありました。
今後、リベンジ消費も含め、更なるリアルとしての魅力を高めていくことが求められていきそうです。
「出かけたくなるSC」