【ショッピングセンター】
既存SC前年同月比売上高伸長率 :▲4.4% (参考・2019年同月比 : ▲18.8%)
36都道府県がまん延防止等重点措置下営業で前年を下回る
【百貨店】
2月の売上高は0.7%減(5か月ぶり)、入店客数は2.9%減(4か月ぶり)と、共にマイナス。
増勢が続く高額商材や各社が企画した外商顧客・会員向け施策、バレンタインなどの季節催事は好評
前年実績をクリアするには至らず。、前々年(2020年)比 では売上高11.7%減、入店客数28.2%減
【チェーンストア】
2022年2月度は、まん延防止等重点措置により内食化需要の傾向が続き食料品の動きは好調。
衣料品は苦戦したが、住関品が堅調に推移したこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラス。
各業界団体からの発表は以上の通り。
相変わらず手堅いチェーンストアに比べて、百貨店、ショッピングセンターは依然低迷。
2019年比、2020年比共にマイナス。
感染第6派は落ち着いてきているものの、高止まりの様相。
BA.2への置き換わりにより第7派も懸念される。
ウクライナ情勢も先行き不透明。
急激な円安と資材不足。
と、明るい話題が無く、今しばらくはこの状況が続く。
客足が戻らないまま給付金が止まる店舗、借入金の返済が始まる中小企業、そして、猶予されていたものの徴収も始まる。
新型コロナウイルスの影響は、これからが正念場です。