オミクロン株が広がり先行き不透明感な中、リアルな売り場はますます難しい時代。
こんな中だからこそ、接客や顧客コミュニケーションを強化しようとする動きもある。
これはこれで評価されるし、それを望む顧客も多い。
とはいえ、テクノロジーの進化によって、通信販売やテレフォンショッピングがECに変わったように多くの社会的なスキームは変わっていく。
とすれば、これまでの顧客コミュニケーションの形も変わる。
ここは思い切って「物販はECに任せる」ぐらいの気持ちでSC運営(経営や形態)の方法も考える時期に来ているのではないか。
店舗運営に携わる方たちには、大きな変化を伴うことで受け入れがたいことも多いと思う。
でも、これまでのやり方に拘っていると、30年成長が止まった日本経済そのもの。
ECにアクセスするとそこには履歴からクレジットカード情報まですべて分析されたリコメンドが現れる。
リアル店舗に入店した顧客の年齢、年収、クレジット番号、過去の購買履歴、残念ながら一つも分からない。
この差は大きい。
店舗は不要とか、接客がいけないとか、そんなことを言っているのでは無い。
スマホを片手に、ネットにつながった顧客に提供するものは何か。
人間もIoTの一つになった時代
これまでのことはこれまでのこととして品質を上げる。
それと並行して新しいことにもチャレンジ。
コロナ禍を変わるチャンスに。