SCアンドパートナーズ

Vol.624 「コロナだけが社会課題じゃない」

この1年半というものテレビからは「今日の感染者は○○人!」と連呼される。

パンデミック下にあっては仕方の無いことかもしれない。

でも、一方で、肺癌で亡くなる人は、年間に7万5千人と聞く。

コロナで亡くなる人の比では無い。

コロナで亡くなる人を軽視しろ、と言っているのでは無い。

癌患者の増加は、現代における大きな社会課題だと思う。

増加の原因は高齢化にあるのかもしれない。

でも、癌はストレス社会における結果とも言える。

皆、言いも言えぬストレスを抱えて生きている。

毎日、「○○人感染しました!」と言うのは、「今日、○○人、癌の宣告を受けました」と言うのは同じことではないか。

それは全然、コロナの比じゃない数字になると思う。

そして、この1年半、癌検診を受けている人が減っていると聞く。

コロナによって病院へ行きにくくなっているらしい。

ということは、今後は、癌で亡くなる人は多くなるのだろう。

肺癌の他に交通事故で亡くなる方も年間3千人いる。

この数もコロナの比では無い。

交通事故、これも大きな社会課題では無いだろうか。

池袋のお母さんとお子さんが亡くなった痛ましい事故も記憶に新しい。

毎日、「新規感染者○○人!」と同じように「今日の交通事故者○○人でした」とマスコミは言ったらどうか。

居酒屋の酒の提供を止めるより、自動車の運行を止めた方が亡くなる人は少なくなる。

交通事故だって高度経済成長期は年間1万人くらい亡くなったと記憶している。

人間の叡智で減らしてきた。

社会課題を少しずつだけど解決してきたわけだ。

公害だって、そう。

昔は、排ガスや工場からの排水や、いろいろな有害物質によって多くの被害者を出した。

これも解決してきた。

インフルエンザだって以前は年間3千人の方が亡くなっていた。

これもコロナの比では無い。

でも、テレビで「今日、○○人、インフルエンザに感染しました!」なんて言っていなかったと思う。

マスコミは、もっともっと社会課題に対して正しい情報を出して欲しい。

あのツライ抗がん剤を一人でも受けなくて良い社会にするために。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-