昨日(4月6日)、ホテルメトロポリタンエドモントで「SCアカデミー13期生、14期生修了式、および、15期生開講式」が開催されました。
通常は、前年度の修了式と当年度の開講式で開催されるのですが、前々年の13期がコロナ禍によって修了式が中止になったため、今年は、前々年度、前年度の修了式、当年度の開講式と3期合同となりました。
13期のカリキュラムは通常に進行し、最後の修了式が出来ず。
14期(2020年)は、当初(4月)からコロナ禍によって開催方法など事務局と受講者は本当に苦労の1年でした。
今年(2021年)もコロナ禍は同様の状況が続きそうですが、昨年に比べると慣れもあるのでスムーズな進行が期待できるのではないでしょうか。
昨年は、リアルとZOOMのハイブリッド開催など事務局の負荷は倍になったようですし、受講生も同期間でのコミュニケーションが思うように図れず残念でした。
でも、近年は、LINEやオンラインなど方法があるので、その時代にあったコミュニケーション方法もあり創意工夫する良い機会になったようです。
特に遠方からの受講生はオンライン参加が出来たことは良かったようです。
これからはZOOMだけのオンライン開講も出来そうですね。
何はともあれ、第13期生、第14期生の皆様、修了おめでとうございます。
そして、第15期の皆様、1年間多くの学んでください。
論文は大変ですが、必ず、成長に寄与すると思います。
参加してしまったのは事実。
それを活かすためには、前向きに積極的に参加するしかないですね!
さて、このSCアカデミーについてよくこんな質問を受けます。
Q 「SCアカデミー」と「SC経営士」は、どう違うのですか?と。
この答えは、「SCアカデミーはビジネススクール、SC経営士は資格です。」
SCアカデミーは通学(参加)と学習(課題)とアウトプット(論文)を求められますが、SC経営士は自己学習と1次2次の受験を経て資格を取得します。
そもそもが違うのですが、周りから見ると分かりにくいですよね。
でも、別な体系で作られているので、SCアカデミーの卒業生の中にはSC経営士の方も多数います。
最近、SC経営士の受験制度の改定がありSCアカデミーの修了者はSC経営士の2次試験が免除になるので、SCアカデミー受講者もSC経営士を受験する方が増えたようです。
SCアカデミーの卒業生、かつSC経営士であれば、最強ですね。
さて、私のSCアカデミーでの役目は、「ゼミ担当」です。
毎年、7月くらいから全体でのスクールの進行と並行して5人前後の小グループに分かれ論文策定に取り組むことになります。
その際、私は、その小グループのメンター役としてゼミの運営を担当します。
4回ほどの公式なゼミ日があり、そこではディスカッションを中心に行い、日常的にはLINEやメールなどを通して半年ほどの期間をかけて論文を完成させます。
この論文のテーマ(タイトル、内容)は、各自に委ねられます。
しかし、その量、2万字。
A4、20枚、結構なボリュームですよね。
なので、ゼミ生の皆は、普段と変わらぬ仕事をこなしながら、スクールに参加し、2万字の論文とも向き合う時間を過ごすことになります。
そして、私のようなメンターがあれこれ指摘するのでそれはそれは大変な時間です。
でも、この時間を過ごすことで、多くのことを考え、自らで答えを出すプロセスを経験することと同時にゼミ生間の結束も強まり、今後の仕事上で有用な友人関係を構築することが出来ます。
だからSCアカデミーは、会社からお金を出してもらい、勉強が出来て、友人まで出来る。
こんな素晴らしいことは無いと思いませんか?
さてさて、今年は私のゼミにどんな方達がやってくるのか。
楽しみにしています。
■SCアカデミーとSC経営士の説明は以下の転記します。
■SCアカデミー
「SCアカデミーとは、次世代を担うSC経営者層の育成を目指す、ビジネススクール
当協会(日本SC協会)は、2007年に次世代のSC経営者層の育成を目的として、SCを学術的・体系的に学び、SCの新潮流、将来動向についても理解を深めていただくための1年間の教育プログラム「SCアカデミー」を創設しました。これまでに第1~13期生510名が修了されました。講師は各カリキュラムの指導教授の他に、SC業界を中心に関連分野で活躍されているゲスト講師をお招きしております。」
15期(2021年度)の詳細はこちら→http://www.jcsc.or.jp/sc_education/academy/academy15
■SC経営士
「SC経営士とは、SCに関する専門知識を総合的・体系的に体得し、その専門知識を活かして、現在および将来のSC経営やSC業界、地域社会の発展に貢献できる資質を持った方で、当協会が実施するSC経営士試験に合格し、登録した方をいいます。
現在、約700名のSC経営士が、さまざまなSCのビジネスシーンで活躍しています。」
SC経営士の詳細はこちら→http://www.jcsc.or.jp/sc_education/keieishi/test