「やはり人は顔と顔を合わせないと微妙なニュアンスが伝わらない」という意見をオンラインミーティングでよく聞きます。

確かにコロナの前から人間関係が作られた方とのミーティングにはそれほどハードルを感じないもののオンラインミーティングで「初めまして」の方との会話はどことなくぎこちない。

そういう意味で、人と人のコミュニケーションにおいては、リアル（オフライン）で会う方に軍配は上がるとは私も思う。

でも、今のコロナ禍、そうもいかず、この置かれた環境でどうやったら最大パフォーマンスを上げることが出来るのか、それを考えないといけない。

一度も会わずにオンラインだけで進行している仕事も今は1つや2つじゃないのも事実。

これまでもメールで仕事が進行してきたことを考えるとあまり違わないのだけど下手に顔が見えるオンラインミーティングだと、余計にもどかしさを感じるのかもしれない。

この1年、ZOOMを使ってセミナーや研修を開催してきてみて最初は戸惑いもしたが慣れてくるとストレスはかなり減った。

何よりも移動が不要となるメリットは大きい。

ZOOMのブレークアウトルームを使えば多数の研修でもグループトークも簡単。

受講者側も移動が不要になり、資料もよく見え、質問もチャットで手軽に送れる。

ということでオンラインでの作業はやればやるほど経験値と慣れが重なり、印象も変わってきている。

オンラインセミナー終了後のアンケートでは、今後もオンラインセミナーを希望する方が圧倒的。

コロナ明け、５Gの普及に合わせこのコロナ禍によって強制的に始まった壮大な社会実験はきっと無駄にはならないのだろうと思う。

これから「オンライン vs オフライン」で考えるのではなく、「オンライン and オフライン」で考えていくことになるのでしょう。

でも、人は実際に会った方がいいと思っている一人ですが。