年末、GOTOトラベルのサービスが止まった途端にキャンセルが相次ぎました。
安くなるから、と皆、勇んで予約したのに残念なことです。
人は、お金を得ると嬉しくなる反面、失うと落胆します。
当たり前ですが、では、そのどちらが大きいか。
人は、お金を得た時に感じる「喜び」より失った時の「落胆」の方が大きいそうです。
今回のGO TOはまさにこれ。
損した気分になってキャンセルに走る。
GOTOが無ければ、感染対策しながら適正なお金を払って旅行へ行った方は少なからずいたはず。
「GO TO」は収束後、需要喚起として効果があると思いますが、感染が収束していない今のような状況下では、現場の混乱と消費者の落胆を招くだけ。
新たに作ったシステムやクーポン券の印刷に費やした投資額も相当大きい。
そして、くるくる変わる方針で現場の疲労感と落胆。
「外出を自粛!」と「旅行に行こう!」を同時に促す。
さすがにこの2つを同時は無理がありましたね。
今回学んだことは、政策の「適時性」でしょうか。