コロナ禍の中、大胆に変わる「新潟伊勢丹」
テーマは、
「新潟伊勢丹は“デパート”から“ソーシャルホームデパートメントストア”へ。
好きなことに夢中になれる時間 新しい発見や体験を楽しむ時間 大切な人に想いを伝える時間」
ということでかなりな変化。
その中でも一番の変化は、この外観。
この角、以前は壁でした。
そこをガラスに変え、カフェを導入。
外界からシャットアウトされた百貨店然とした建物を外に開かれた建物に改変。
相当、お金が掛かったと思いますが、商業施設はいかに街と融合するか、今はとても大事なこと。
よくやりました。
そして、1階に入ると以前は靴売り場だったところをカフェに。
暖炉のテーマに皆さん、ゆったりしています。
地元のスイーツも美味しそうです。
どうしても広場があると売り場にしたがる小売の皆様。
それをよくぞ思い切りました。
テーマの「ホーム」ですね。
2階から見るとこんな感じ。
コスメも少し若いターゲットにして2階にも。
ここは2階の真ん中に造られたフィッティングルーム。
各ブランドからそれぞれ持ってきて、ここで着てみることが出来るそうです。
ブランドの垣根を越えてフィッティング出来るのは画期的。
一階にあった靴売り場は2階へ。
収納するバックも統一されてオペレーションも楽になったとか。
次回はここで計測してもらおう(男性も出来るのかな)
今回、地元を大切にしたMD
こういった目利きは百貨店の方の強みですね。
2階のデッキからつながるメイン通路を大胆に設え、面白いのが天井の照明。
放射線状に見えますね。
これは入り口を入ると自然と視線が売り場全体に広がるようにしたそうです。
ユニーク。
ということで、工夫とアイディアとたくさん詰まった新潟伊勢丹。
コロナ禍を乗り越えてのチャレンジ。
応援しています。