今朝の新聞でANAの赤字額が5,100億円、ロイヤルは希望退職を始める等々の記事。
最近、食べログを見ると閉店していくお店も多い。
新型コロナウィルスは、今、指定感染症と聞く。
この指定感染症である限り、企業は社員に感染の恐れのある指示は出せないし、飲み会だって規制する。
では、この指定感染症がインフルエンザと同等の5類になるためにはどうすればいいのだろうか。
5類に下がる条件がワクチンや治療薬の登場だとすれば年単位の期間が必要になる。
とすると、あとどのくらい、このままで行くのだろうか。
ワクチンも治療薬もあるインフルエンザでさえ、年間3,000人(日本)の方が亡くなっている。
でも、インフルエンザの予防接種をしない人も多いし、予防接種してもインフルエンザに罹患することもある。
何だか、釈然としない。
今、フランスでは1日に5万人を越える感染者が出ているという。
状況はかなり深刻なようだ。
欧州との往来などいつになるだろう。
この釈然としない中で考えるのは「ニューノーマル」
この半年騒がれてきたニューノーマルは、働き方や生活様式だった。
3密の回避、ソーシャルディスタンス、消毒、在宅ワーク、オンライン飲み会などなど。
でも、ニューノーマルとは、経済の規模、成り立ち、仕組み、企業の形に数、商売の要不要、就業者の数、そういったことに踏み込んで考える時期に来てしまったのでは無いか?と今朝のANAの損失額を見て思う。
これまでのように世界規模でお金や人が動き、造られてきた社会。
家内制手工業から工場制手工業へ変化した就業スタイル。
企業の売上と利益
個人の収入と支出
本当のニューノーマルが今、始まったように思う。