SCアンドパートナーズ

Vol.484 「コロナ禍で生まれてくる子供が減少する」

このコラムVol.381で日本の合計特殊出生率が1.36まで下がり、2019年の出生数が90万人を割る現実を指摘した。

https://scandpartners.jp/blog/post-5585

結果、2019年生まれた子供の数は90万人を割り、団塊の世代270万人に対して3分の1となった。

ところが、コロナ禍によって更に出生数は減少することが予測されている。

「2020年1~7月に受理した妊娠届は51万3850件、前年比5.1%減」

「来年の生まれてくる子供は80万人を割る可能性」

と厚生労働省からの発表だ。

このままでは社会保障制度の担い手が少なくなり、コロナ禍で人口減少のペースが加速すれば年金や医療などの制度が危い。

小売りの売上高前年比に一喜一憂するどころの話では無く、将来の日本の設計図が大きく変わるだろう。

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事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-