各団体から2020年9月の売上高が発表された。
緊急事態宣言解除後、復活するかのように見えたものの低下基調は続いている。
昨年9月は消費増税の駆け込み需要があったもあり、その反動から大きく減少した。
これまでSTAYHOMEの影響から比較的好調を維持してきたチェーンストアもマイナスに転じた。
特に東京都心部では、インバウンド客の消滅、出張族の大幅減少、在宅ワークなどが継続していることから鉄道客の減少も続く。
ヨーロッパなど未だ感染拡大が続いていることから世界的な往来が戻ることは期待できず、新型コロナウイルスが指定感染症である限り、国内においても企業が積極的に社員を動かすことも出来ない。
ということは、しばらくはこの状態を所与のものとして考えることになる
でも、すべてが萎縮してしまえば縮小均衡。
必ず訪れるコロナ禍の収束、その時、しっかり上昇気流に乗るための準備は怠ることはあってはならない。
(上のグラフをプリントアウトしたい方は下記から。)
2020年9月売上高の状況