コロナ禍によって在宅ワークが広がり、オンラインでの面談、ミーティングが増えた。
そんな状況から、またもや、「リアルか、オンラインか」という2択の議論が多くなってきた。
どちらに優位性があるのか、という議論だ。
こういった2択の議論は、ネットvsリアルでも登場した(いまだに登場する)。
確かに、ミーティングは直接面談した方が、話は広がるし、相手のしぐさも分かるし、その部分では優位性があるだろう。
信頼関係も作りやすい。
だけど、オンラインは移動も不要だし、参加者の場所も選ばない。
最近、仕事でNYの方とのミーティングもあり、その場合、横浜の私、東京の参加者、NYのプレゼンテーターと全く異なる場所から参加し、打ち合わせが可能だ。
時差があっても調整は楽。
予定さえ合えば、今日決めて今日NYの方と打ち合わせも出来る。
これはリアルではかなりハードルが高い。
そして、オンラインであれば資料の共有画面もストレスが無い。
先日、参加者300人のウェビナーに登壇したが、そこには全国から参加していた。
もし、これをリアルでやろうとしたら300人の会場を押さえることから始まり、準備に半年はかかるだろう。
リアルの良いところ、オンラインの良いところ、それぞれで併用すればいいのではないだろうか。
オンラインを否定する人は、意外にオンラインの経験が浅いことも多い。
経験の無いものは遠ざけがちだし、恐怖も感じるもの。
まずは経験した上でそれぞれを選択、活用すればいいと思う。