SCアンドパートナーズ

Vol.458 「リアル面談か、オンラインミーティングか」

コロナ禍によって在宅ワークが広がり、オンラインでの面談、ミーティングが増えた。

そんな状況から、またもや、「リアルか、オンラインか」という2択の議論が多くなってきた。

どちらに優位性があるのか、という議論だ。

こういった2択の議論は、ネットvsリアルでも登場した(いまだに登場する)。

確かに、ミーティングは直接面談した方が、話は広がるし、相手のしぐさも分かるし、その部分では優位性があるだろう。

信頼関係も作りやすい。

だけど、オンラインは移動も不要だし、参加者の場所も選ばない。

最近、仕事でNYの方とのミーティングもあり、その場合、横浜の私、東京の参加者、NYのプレゼンテーターと全く異なる場所から参加し、打ち合わせが可能だ。

時差があっても調整は楽。

予定さえ合えば、今日決めて今日NYの方と打ち合わせも出来る。

これはリアルではかなりハードルが高い。

そして、オンラインであれば資料の共有画面もストレスが無い。

先日、参加者300人のウェビナーに登壇したが、そこには全国から参加していた。

もし、これをリアルでやろうとしたら300人の会場を押さえることから始まり、準備に半年はかかるだろう。

リアルの良いところ、オンラインの良いところ、それぞれで併用すればいいのではないだろうか。

オンラインを否定する人は、意外にオンラインの経験が浅いことも多い。

経験の無いものは遠ざけがちだし、恐怖も感じるもの。

まずは経験した上でそれぞれを選択、活用すればいいと思う。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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