下記の誌面で消費と浪費(ろうひ)を分けた理由は、
1.我々は生活に必要の無いものを売ろうとしていることを認識すること。「お似合いですよ」の接客がその典型例。
2.でも、浪費があるからこそ、毎日が楽しくなる。だから、その楽しさを提供することが売る側の役目であること。
3.消費と浪費、これを区別すれば売り方やプロモーションなどのマーケティングが異なること。
4.「感度の高い人がターゲット」と、いたずらに浪費に偏った商業施設を造っていないだろうか。
5.国民の4つの支出「貯蓄、投資、消費、浪費」のうち、消費と浪費だけをターゲットにこれからもビジネスを続けていくのか、それとも来店されるお客様の貯蓄や投資の支出をビジネスチャンスに活かせないのか。
の5つでした。
次回、連載5回目では、この消費と浪費をデータを下に実証していきます。
連載4回目『ウィズコロナ時代のショッピングセンター経営4 ~消費者が「浪費は不必要」に気づいた今、すべきこと~』
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