昨日、このコラムにオンラインミーティングによって時間を有効に使えるようになったと書いたところ、期せずして今朝の日経でも「時間経済」のコラムが掲載された。
時間は有限だし大切なのは誰しも分かっていても色々な事情で無用な(非効率な)使い方を余儀なくされることが多い世の中。
しかし、お金と時間、どちらが大切か、と言えば間違いなく時間だ。
その理由は2つある。
それは、
1.お金は失っても稼ぐことは出来ても失った時間は取り戻せない。
2.時間=命の長さ
この2つだ。
時間とは、残された命の長さのこと。
歳を重ねると残された時間は短くなる。
若い時より歳を重ねた方が時間を大切にするようになるのは、時間の大切さを知ることもあるが、この「命=時間」を実感するからではないかと思う。
時間をどのように使うか。
これまで経営資源とは、「ヒト、モノ、カネ、情報」と言われてきた。
しかし、これからは「時間」もここに入るのだろう。
「ヒト、モノ、カネ、情報、時間」
私は新幹線での出張は、ひかり号のグリーン車を利用する。
こう言うと「お金持ち―」と揶揄されてしまうことも多いが、そうではない。
なぜ、のぞみ号ではなく、ひかり号のグリーン車なのか。
それは、ひかり号のグリーン車は、隣の席に99%、人が来ないから。(少なくともこれまで来たことが無い)
広い席2つを使い、隣を気にすることも無い。
これが普通車の3人がけの真ん中に座ると両側に人がいる状態で肘が当たりながら過ごす2時間半。
これに比べて広い座席を2つ使って過ごす2時間半。
値段もそれほど変わらず、時間ものぞみに比べて10分程度しか変わらない。
この状態で2時間半を仕事に没頭することが出来れば費用対効果は圧倒的に高いと思っている。
時間をどう過ごすか。
時間は命の長さ。
私はこれまで大病を幾度も経験し、半年以上の入院も1度や2度じゃない。
だから、「時間」と「健康」が大切だと、なおさらに思うのかもしれません。
時間と健康さえあれば何度でもやり直せます。