SCアンドパートナーズ

Vol.398 「生まれ変わった新風館」

2016年3月に閉館し、大きくリニューアルした「新風館」が6月11日開業した。

4月の開業だったものがコロナの影響で延期。

ようやくの開業だ。

このレトロな外装を見ると「えっ、これがオープン?」と思うが、元は電話局。

その歴史は、1926年9月の通信施設 旧京都中央電話局第一期竣工から始まり、すでに100年近い歴史を持つ。

1983年1月、京都市指定・登録文化財第一号に指定され、その面影を残しながら新たな新風館として2001年1月に開業。

そして、2016年3月に閉館しリニューアル、今回の開業に至った。

だから、往時の姿を残しているというわけだ。

エントランスを入る。

中庭は以前に比べると緑量がとても増えた印象だ。

中に入ると店舗が並ぶ。


個性的なお店が多い。

今回の目玉は何と言ってもアジア初となる「エースホテル」。

フロントは清潔感が漂い、ポートランドのそれとは趣が異なる。

でも、ポートランドと同様のカフェもあり、懐かしくも感じる。

中庭から見上げると客室。

ようやくの開業を待ちわびた方も多いと思う。

今年は、オリンピックもあり、外客数も大きく伸びることを予測しての計画だったと思います。

コロナは大きな誤算。

でも、それも現実。

ゆっくりと京都の街に溶け込んでいくこととしましょう。

『開発概要』
https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n24892.htmlから転載。
所在地:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
交通:京都市営地下鉄「烏丸御池」駅直結
敷 地 面 積:6,384㎡
主要用途:ホテル、店舗、映画館
構造形式:鉄骨造/地下鉄筋コンクリート造
規模:地下2階~地上7階
建物高さ:約31m
延床面積:25,537㎡(予定)
店舗面積:2,396㎡(予定)
開業:2020年4月16日
事業主:NTT都市開発株式会社
設計・監理:株式会社NTTファシリティーズ
建築デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所
施工:株式会社大林組
公式サイト:https://shinpuhkan.jp/

商業施設の開発には、土地の持つ歴史を無視してはいけないといつも思う。

地面の持つ歴史。

これを無視してうまく行くはずも無く。

新風館を取り巻く街並みが、それを表しているような気がします。

新風館の裏手にある街並みです。

このすぐそばに同じNTT都市開発㈱の「ラクエ四条烏丸」もあるので視察に行かれる方は合わせて行かれるといいでしょう。


http://laque.jp/

 

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員、渋谷109鹿児島など新規開発を担当。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒、1961年生まれ。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-