SCアンドパートナーズ

Vol.391 「新入社員研修で思ったこと」

今年も商業施設に関係する不動産会社やPM会社や鉄道会社の新入社員研修を担当した。

新入社員研修には、毎回いろいろ考えさせられる。

特に今年はコロナ禍の自粛と在宅勤務のど真ん中。

オンライン研修を中心に例年とは、全く違う形だったから余計に感じることが多かったと思う。

そして昨年までは売り手市場だった就職環境もここへ来て一変。

採用中止や内定取り消しまで、来年卒業の学生は本当に大変なことになってしまった。

こんな、アっという間に環境が変ってしまう時代では、「仕事を覚える」という言葉は死語になるのではないだろうかと、思ったのだ。

昔は、「先輩に仕事を教わって早く会社の一員となれるように」と言っていた。(今も言ってるかな)

この「先輩に仕事を教わって」というのは、同じ業務が繰り返され、同じ延長線上に業務が続くことが前提にある。

この状態では、「カイゼン」と「効率アップ」と「コストダウン」が利益を上げる。

同じ仕事を熟練し、前年を超すことで日本の経済成長はあった。

しかし、これからは今の仕事が何年続くか分からないし、新しい仕事や仕組みやシステムや思想が出てきて、これまで疑問に思わず続けてきたことが一瞬のうちに打ち壊される。

「先輩に仕事を教わって早く会社の一員となれるように」

この言葉はもう死語になりつつあるのかもしれない。

そんなことをオンライン研修でPC越しに新入社員を見ながら感じた2020年春でした。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員、渋谷109鹿児島など新規開発を担当。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒、1961年生まれ。

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