昨日、夕方からの会見を見ながら、こんなことを感じました。
「今は、ウイルスよる戦時下では無く、コロナと言う黒船を迎えた幕末ではないか」と。
300年の泰平な江戸の時代を過ごした幕閣が長い議論をしている間に危機感を感じた地方の志士たちが立ち上がる。
大阪府知事や北海道知事の迅速な対応や数字を示して国民に納得感を得ようとする姿は頼もしさを感じます。
ただ、一部の藩主(知事)の中には、自県へ観光に来てくれと言う人がいたり、自県を緊急事態宣言に入れるなと言ったり、うちは金が無いから保証は出来ないと言ったり、突然緊急速報をスマホに流したり、と残念な方もいる一方で地方の力を見せつけてくれる若き志士たちは少なからずいる。
彼らは、東京で議論する700人の幕閣が答えを出せないでいるのを見かねて制限解除の指標を自らで出すと言う。
今回、いかに中央政府と地方行政の役割があいまいであり、そして中央政府が頼りにならないのか目の当たりにしました。
こうなったら大政奉還と新政府樹立。
そんなことまで考えてしまうほど、すべてが後手後手です。
衆議院465人、参議院248人、合計713人の国会議員とそれを取り巻く官僚たち。
未だにマスクは売られていない。
配ると言ったマスクも来ない。
医療従事者の備品も無い。
PCR検査も滞る。
何がこうも進まないのでしょう?