緊急事態宣言が延長され、大阪からは指標となる数値が発表された。
どんなことでも賛否両論があるものだが、この行動は評価されるべきだろう。
本当は地方行政が出すものではなく、緊急事態宣言と同時に厚労省が出さなければいけない数字。
しかし、今回、納得感の無い数字も多い。
例えば8割接触を制限すると1か月で収束するというが、この8割、どういう意味なんだろう。
きっと、難しい方程式を使って算出したものと思うが、それを分かりやすくかみ砕いて説明して欲しいところ。
レンガ職人が、なぜレンガを積むのか。
その先の目標に納得すればやる気ももっと出ることと思う。
しかし、今回の新型コロナウィルスによる自粛要請によって我々が普段、どれだけ不要不急なもので暮らしているかが分かった。
生活に必要不可欠では無くても生活にゆとりや楽しさを与えるものが不要不急と言われてしまえばそれまでだが、その楽しさで我々は暮らしている。
でも、この経験から不要不急とそうでないもの、不要不急でも無くしたくないもの、それらが選別されるのだろう。
不要不急では無いけど無くしたくないもの、それは一体何だろう?
それが今後、消費のコアになるのではないだろうか。