SCアンドパートナーズ

Vol.348 「外出自粛と通勤」

非常事態宣言が出て、多くの百貨店、商業ビル、ショッピングセンターなどの商業施設が休館となった。

外出自粛の中、店を開けていても客が来なければ商売にならないし、働くスタッフの感染を心配すれば、休業することも致し方ないところ。

また、休業し外出自粛することが結果、日本国民の安全につながると思えばそれにも価値を感じる。

ところが通勤する会社員は多い。

64%の企業が特に対応を考えていない回答をしたという調査もあるくらいだ。

電車も変わらず通勤時間は混雑している。

これでは、「経済は停滞し、感染者は増える」という2重の悪い結果を心配する。

しかし、今は、

「密閉・密集・密接の「3密」を避けるよう改めて呼びかけ、人との接触機会を最低7〜8割削減できたら2週間後には感染者の増加を減少に転じさせることができる」

という言葉を信じてジッと我慢の時を過ごすしかない。

もし、2週間後、感染者が増加した場合、自粛要請から自粛禁止へと法改正が行われるのだろうか。

2週間後、良い結果が出ていればいいのだが。

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事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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