SCアンドパートナーズ

Vol.347 「この期間の3つの使い方」

緊急事態宣言が発出され、人の移動が減り経済が滞ることは避けられない。

今回の大変さは、いつまで続くのか見えないことだろう。

トンネルの先に灯りが見えないと不安しかない。

しかし、起こってしまったことは仕方の無いこと。

今、重要なのは、この期間をどう過ごすか、ということだと思う。

その過ごし方とは次の3つではないだろうか。

1.普段と変わらず過ごす人。

企業の60%強が何も対応を考えていないと言う調査結果もあり、逆にライバルを出し抜くチャンスだと考える企業もあるらしい。
恐らく、ここでは特に普段と変わらない生活が続くのだろう。

2.騒ぎの去るのをじっと待つ人。

朝の来ない夜は無い、といつか戻るであろう日常をじっと我慢して過ごすパターン。
多少、在宅ワークが進んでも、いつかはオフィス通勤に戻るんだろうな、と考えている。

3.この機会にいろいろ見直す人。

これまでの働き方、これまでの部下の育成、これまでの意思決定の方法、自分の強みやキャリアパス、こういったことをこの機会にゼロから見直す。
お店や商業施設だったら、営業時間や休業日やスタッフの働き方や、いろいろ見直せるはず。
自分たちの存在価値と存在意義。
これまでのビジネスや生活を見直すいい機会だろう。

この3つ、どれが良い悪いはさておき、私としては、3番目の「見直す時」に使いたい。

自分が社会にとって価値を生んでいるのか。
これからも価値を生み出せるのか。
どうやったら価値を生み出せるのか。

自問自答したいと思います。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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