この季節はリニューアルと称し、テナントの入れ替えが行われる。
ショッピングセンターのリニューアルとは、単にテナントの入れ替えを指すことが多く、特に何か新しい変化が無いものが多い。
他業界の方からは何がリニューアルなのですか?と映るらしい。
もう少し、リフレッシュレベルを越えて、リニューアルと呼べる新しい価値を顧客に提供できれば、進化もして行くだろうと思うが、アパレル店に雑貨が加わるような程度のパターンが多い。
その中で大きなメッセージと伝えられるのが、「新業態」というものだか、どう見てもそんなに変わってないし、他の店舗と何が違うのかよく分からないものも多い。
何がかわったのですか?
と聞くと、「テイストが変わった」などの答えが返ってくる。
色々、チャレンジをするのはいいこと。
とにかく、社会変化に対応した新しい取り組みを期待したい。
そして、リニューアルをテナントに新業態をお願いするのでは無く、SCデベロッパー自らが考えて欲しい。
そして、情報伝達と情報拡散の早い時代。
テナントの「新業態」という曖昧なもので次の価値を作ろうとせず、SC全体の存在価値までも考えたり、ビジネスモデルを変えることをリニューアルと位置づけを考えていかないと、50年間同じことを続けているだけでは、衰退しか無い。
「新業態、半年経てば旧業態」
リニューアルは、SCデベロッパーが考えるものです。