SCアンドパートナーズ

Vol.367 「新業態、半年経てば旧業態」

この季節はリニューアルと称し、テナントの入れ替えが行われる。

ショッピングセンターのリニューアルとは、単にテナントの入れ替えを指すことが多く、特に何か新しい変化が無いものが多い。

他業界の方からは何がリニューアルなのですか?と映るらしい。

もう少し、リフレッシュレベルを越えて、リニューアルと呼べる新しい価値を顧客に提供できれば、進化もして行くだろうと思うが、アパレル店に雑貨が加わるような程度のパターンが多い。

その中で大きなメッセージと伝えられるのが、「新業態」というものだか、どう見てもそんなに変わってないし、他の店舗と何が違うのかよく分からないものも多い。

何がかわったのですか?

と聞くと、「テイストが変わった」などの答えが返ってくる。

色々、チャレンジをするのはいいこと。

とにかく、社会変化に対応した新しい取り組みを期待したい。

そして、リニューアルをテナントに新業態をお願いするのでは無く、SCデベロッパー自らが考えて欲しい。

そして、情報伝達と情報拡散の早い時代。

テナントの「新業態」という曖昧なもので次の価値を作ろうとせず、SC全体の存在価値までも考えたり、ビジネスモデルを変えることをリニューアルと位置づけを考えていかないと、50年間同じことを続けているだけでは、衰退しか無い。

「新業態、半年経てば旧業態」

リニューアルは、SCデベロッパーが考えるものです。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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