新型コロナウィルスの影響で商業施設の営業時間短縮が始まった。
10時~20時が11時~19時に。
以前から営業時間11時から19時が良いと思っている。
特に平日。
なぜか。
それは、勤務のワンシフト化だ。
10時から20時(または21時)だと、どうしても2シフト(早番、遅番)、もしくは「通し番」が出てしまう。
バイトに通し番は、させられないので店長さんが通し番をやることになる。
休憩すらままならない。
でも、11時~19時だったらワンシフトで回せる。
ただでさえ、人出不足の世の中。
そして、出来るならば、日曜日は18時で閉店。
「えっ、日曜日が売上を取る日では?」
という声も聞こえてくるが、実際、日曜日の18時以降のお客様の数は一部を除き、そんな多くはないだろう。
そして、ヨーロッパやカナダでは、日曜は休みか、早期閉店。
だけど、ちゃんと先進国。
なぜ、日本だけ、長時間営業と日曜日も遅くまで働かないと先進国を維持できないのか。
何かおかしくないか。
と、ずっと思ってきた。
「顧客利便性を高める」と言うことを御旗に「前年比を取るため」にどんどん営業時間を長時間化しただけではないのか。
ニューヨークのマンハッタンだって、日曜日は20時を過ぎるとレストランも閉店していく。
「オフィス街だからだよ。」という意見もあるかもしれないが、実はあの狭い範囲に160万人を超える人が住んでいる。
昔は日本の百貨店だって週一お休みだったし、正月三が日は街のお店はお休みだった。
市民はそれを前提にお買い物をしていた。
今後、そこに少しづつ戻っていくような気がしている。
買い物はネットで出来る時代だから。