新型コロナウィルスの広がりが止まらない。
各社、休業や営業時間の短縮から相当の売上ダウンが想定されている。
3月は、新生活の準備期、いろいろなモノが動く時期。
そして、春休みに卒業式に謝恩会に卒業旅行とイベントも多い。
昨日のテレビで花屋さんが取り上げられていた。
この時期は、卒業式や各種パーティなど多くの生花需要が本来はあるものが、今年は7割減になっていると言う。
学校の休校に伴い給食用のパン(小麦粉)が大量に余るという会社も。
この会社は売上のほとんどを学校給食から得ている、と。
でも、今、その花屋さんは、新たな販路を模索している。
小麦粉も他の使い方があるのかもしれない。
普段、取引先がしっかりしていて営業が安定している会社もいつ何時、こういったことが起こるか分からない。
だから、何かに依存することなく、普段からビジネスを進めることが本当に大切だとつくづく感じる。
「インバウンド減による売り上げ減」
これが典型だろう。
売上好調を支えてくれていたインバウンド客。
でも、これも浮動票と考え、いつ何時、いなくなるか分からない。
その理由も、今回のような疫病の他にも国際情勢や為替やテロやいろいろな事象が想定される。
だから、いつ、いなくなっても大丈夫なようにしておかないといけないのだろう。
今、来ているお客様は永遠ではない。
これは、どんなビジネスにも当てはまることだと思う。