最近、私の周囲では、独立し、フリーランスとして活動する方が増えました。
と言っても、何か、特別なテクノロジーや特許や実用新案を持って起業するのとは違い、今までの仕事で培ったノウハウや人脈を生かして独立する言わば「働き方改革」
最近の働き方改革は、「早く帰れ」「テレワークで仕事しろ」と執務方法や従事形態に関する取り組み事例が大半だけど、フリーランスは「組織に属した働き方から組織に属さない働き方」に変わること。
要は毎月25日にATMに給料が振り込まれない働き方だ。
時々、「個人事業主=フリーランス」と理解している人もいるが、個人事業主とは税制上の区分だから「フリーランス≠個人事業主」。
個人事業主は開業届を税務署に提出して国民年金に加入し活動する人のことを言う。
フリーランスとは、個人事業主であろうと法人化していようと、あくまで「組織に属さない働き方」のこと。
フリーランスには、リスクと自由が同居する。
収入は約束されず、病気になれば無収入になる。
そんな危険の多いフリーランスだから、時々、相談が来る。
「自分はフリーでやっていけるでしょうか」と。
でも、「やれるやれない」の話をしている間は止めた方がいい、と伝えます。
「やるかやらないか」「やりたいのかやりたくないのか」、これに尽きる。
そもそも、本当にやりたい人は、人に相談する前に行動に出ているもの。
考えてから行動するより、行動しながら考える方が良いに決まってますよね、何事も。