半年の間、閉鎖されてたホワイティうめだ(の一部、曾根崎東側)がとうとう12月5日、リニューアルオープンした。
何とここがかつて「泉の広場」があった場所。
在りし日の泉の広場
すっかりの変貌だ。
大阪の人にとっては思い出の詰まる場所だったから保存を望む声が出たのでは?
と思って聞いてみると意外に反対する声は少なく、どんなものを作るのか、という前向きな意見が多かったとか。
大阪人の気質なんだろうか。
そして、今回、大きく変わったのはこれまでやや脇道ぽかったゾーンとイーストモール扇町。
大阪の地下。ここに広がる地下街はどこがどこやら、で道に迷うこともしばしば。
どこまでがホワイティでどこまでが阪急三番街でどこからがディアモールでどこからがドーチカ?
なんて最近になってようやく分かった感じだけど、実は覚えるとどこまでも地下でアクセス出来て雨の日などは本当に便利な大阪駅周辺だ。
そして、ここが「NOMOKA」
(開業前日の追い込みの様子)
場所は、泉の広場を左に曲がったところ。
ここが一気にバルゾーンに変身だ。
開業後はどっと人が押し寄せた。
たくさんの人でごった返す。
これだけの飲食店が揃った。
バルと銘打つだけあって個性的な個店が並ぶ。
もう、どこに入っていいのか、迷いに迷う数だ。
ここに紹介出来てないお店がまだまだたくさん。
その中でひときわ目を引くのが、この「わすれな草」
ここは肥後橋にあった本店を移転。
もともと人気店だったから大変なことに。
オープン前から既に待ち行列が。
そしてオープン。
実はこの待ち行列、1日、途切れることは無かった。
大阪の人にとっては本当に名店なんだろう。
今回のリニューアル、ホワイティうめだの老朽化と美装化とコンセプトの変更と一気に行ったプロジェクト。
地下道(地下街)を完全閉鎖して工事を行うなんて普通は考えられない。
それでも実行したのは、抜本的な基幹設備などの改修が必要だったからだ。
地下街とは公道の下に広がる。
ということは公共性も高く、関係者も多岐に渡り、調整の範囲は相当に広い。
それを果敢にもやり遂げた大阪地下街株式会社の本気度は相当なもの。
そして、それに協力したテナントの皆様の英断に敬意を表したい。
日本には50超の地下街がある。
この地下街、実は商業集積としては最も古い。
ということはどこも老朽化が進んでいる。
だから、一定期間閉鎖して実行したこのホワイティうめだのプロジェクトは今後の地下街の改装、改修の指針(プロトタイプ)になると思う。
リーディングプロジェクトだ。
大阪駅エリアは、これか郵便局跡地、北ヤード、難波からの鉄道延伸などなど大きく変わる。
ホワイティうめだ。
次はどんなチャレンジをしてくれるのか。
楽しみにしてます。
「やるなホワイティ」