マルヤマクラス
※三菱地所リテールマネジメント社のホームページから拝借
場所は、札幌駅から直線でわずか3km
地下鉄で15分の円山公園駅直結だ。
開業は2009年3月18日
もともと札幌郵便貯金会館(メルパルク札幌、2007年3月末閉鎖)だった場所を競争入札によって開発された。
もう10年になる。
「憩う・癒す・楽しむ。それが「円山らしい暮らし」。
【歴史・文化・緑に溢れ、札幌のオアシスと称されている円山地区。
「マルヤマ クラス」は、憧れの住宅街として知られるこのエリアにふさわしい、憩いと癒しのための “クラブハウス” をコンセプトにしています。
道内有数の大都市圏に誕生したランドマークとして、ゆとりに満ちたライフスタイルを発信し続けています。】
と運営管理を担当する三菱地所リテールマネジメント株式会社のホームページにあるように札幌では人気の高級住宅地。
ここに住むのは憧れ。
実際、近隣では4億円のマンションが売られている。
周辺には北海道神宮や円山動物園や円山公園。
住みたい街No.1になるのも頷ける。
そこに佇む(この表現が合う)マルヤマクラスは、地域密着ですっかり地域に溶け込んでいる。
このメインエントランスのシックなデザインがイメージを作る。
店内は周辺住民の方が日常的に利用する店舗が揃っている。
でも、ここのマックスバリュにはお客様の要望を受け、ドンペリまで置く。
それがしっかり売れていくマーケット。
地産地消。
地域の野菜もしっかり。
そして、ナショナルチェーンでは無い、北海道を地元とする店舗が過半数。
これも地域に根ざす秘訣だろう。
地域発信のセレクトショップが並ぶ。
そして、びっくりするくらいの売上高をしっかり上げている。
差別化とか、競争戦略なんて考えない。
地域の要望に愚直に応える。
これこそがお店の本来の姿であることをこのマルヤマクラスは教えてくれる。
私がこのマルヤマクラスの気に入っている点は、こういったお客様と向き合っている運営姿勢ともう一つ、細かなデザインだ。
いろいろなデザインが館の中に掲示掲載されているのだけれど、うまくトーン&マナーが統一されてマルヤマクラスのイメージを作っている。
シックでいて、時代性もあり、変化もある。
なかなか写真ではお伝えできないので、ぜひ、現地へ足を運んで欲しい。
大型のRSC(リージョナル型SC)や駅ビルとはまた違った魅力があります。
いつもここに来ると気になるオリーブオイルの店。
瓶ものは荷物になるのでなかなか買えないのですが、やはり今回も気になる。
マーケット規模を大きく超える面積で競争に勝つ戦略もいいけど、こうやってマーケットにフィットさせる運営管理。
これも大切な選択肢ですね。
また、来ます。