SCアンドパートナーズ

Vol.247 ショッピングセンターの価値とは?

売上前年比

これをベンチマークにショッピングセンター運営は行われている。
でも、この売上はテナントの売上であってショッピングセンターの売上じゃない。

この矛盾にずっと対峙しているが、やはり、腑に落ちない。

確かに売上連動型家賃だからテナントの売上が上がることは喜ばしく、皆がwinwinの関係になる。
これは否定しない。

でも、やはりおかしい。

売上=客数×客単価 

この公式はいつの時代も正しい。
でも、これを求めるのはテナントの役割であり責任。

でも、ショッピングセンターは、不動産事業だ。

だから、ショッピングセンターの求める公式は、

SC事業=賃貸面積×床価値

1.貸す面積(床に限らず)をいかに伸ばし(拡張、有効率)、収入可能性を拡大するか。

2.そして、貸す床や賃貸物の価値をいかに上げるか。バリューアップ。

要するに価値を高めた賃貸物件(床に限らず)の乗数がSCの収入になる。

だから、SC事業者は、テナントのスーパーバイザーやエリアマネージャーの仕事ではなく、いかに価値の高い床を作り、更なる床の価値を上げるのか、そこに腐心すべきではないのかと思う。

売上前年比、どんなに頑張っても5%か10%。

これを200%にするためにはどうするのか。

これがショッピングセンター事業者が考えることじゃないだろうか。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員、渋谷109鹿児島など新規開発を担当。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒、1961年生まれ。

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