コンサルタントの仕事で一番最初にぶつかる課題は、クライアントの課題の設定。
課題は課題の設定
なんか、表現がおかしいけど、この課題設定が的確でないとすべてが水の泡となる。
徒労というやつだ。
クライアントが抱える問題意識と課題認識
私が考える問題意識と課題認識。
これが一致しないと先に進めない。
クライアントが持つ問題意識を単に解決するだけでは「なりたい姿」に近づけないこともある。
そう「なりたい姿」
これが無いとそもそも課題が設定できないのだ。
だからまずはクライアントととことん話し合ってなりたい姿をまずは共有する。
そのなりたい姿を達成するために支障となることだけを問題として捉える。
そして、なりたい姿と現状を比較した時、支障となる問題は取り除く。
でも、それほど問題にならない問題は放っておきたい。
ところがこれが結構難しい。
クライアントの社内に何故かその問題にこだわりを持った人がいると取り組まなくていい問題解決に時間と費用をかけることになる。
そのこだわりのほとんどが「過去の経験に基づくもの」か、「社内の誰かを気にしてのこと」のケースが多い。
そこに振り回されると、結果、なりたい姿には程遠いレポートやプログラムや事業計画書となり、いわゆる「社内向け資料」が完成する。
なりたい姿と現状のギャップ。
これ以外は出来るだけ省力化する方がいい。
これが課題設定の重要なポイントだと思う。