「町田モディ テナント総会」から講演依頼をいただき、昨日、参加してきました。
(こちらへの掲載は許可をいただいております)
テーマは「ショッピングセンターの売上げの作り方」
今回は、
1.数字で見るSC動向
2.最近の開業SCの特徴
3.ショッピングセンター全体の売上げの決定要因、構成要因のマネジメント手法
まで、ショッピングセンター全体の解説を行い、
その後、
4.店舗の売上げのコントロール
5.行動経済学を応用した店舗の売上げ向上手法
6.今後の環境変化と対応
と店舗(テナント)に向けたテーマと続けました。
前半はSC全体のこと。
後半は店舗のこと。
わずか1時間の持ち時間でしたので、お伝えすることも限られましたが、店長の皆さんもスマホで写真を撮ったり、メモを取ったり、熱心に耳を傾けていただきました。
ありがとうございました。
そして、最後に最近言われる「モノからコトへ」
これについて真っ向から否定した論調も織り混みながら行いました。
これまでデベロッパー向けのセミナー、研修、講演は、相当数行ってきていますが、店長さんやテナント企業の方を前に話すのは実は初めて。
私にとってはデビュー。
ということで緊張しました(笑)
今回、講演を組み立てるにあたって次のように考えました。
「SCが行うテナントスタッフ向け研修は、接客、英会話、VMD、ロープレと言った店頭における実践的なものが多いのですが、私としては、もっとショッピングセンターの仕組みやビジネスの特徴をテナントさん達に理解してもらった上で、SCとテナントの役割分担と責任を認識し、日頃の行動変革を促すことが重要」だと。
これは「SCとテナントはイコールパートナー」ではなくて、「SCとテナントはビジネスパートナー」という発想です。
本来、店舗スタッフの接客技術やマナー研修やロープレは、その雇用主であるテナント企業の責任と役割であり、テナントに対するSCの責任と役割はもっと他にあるのではないか、と。
「SCの責任と役割」と「テナントの責任と役割」
売上げが厳しい昨今。
SCとテナント、その役割を明確にして、それぞれが責任を果たす。
そこにリアル価値の解があります。
今回、この機会をいただいたことに感謝します。
こういったイベントは、会場の手配や招集や受付や懇親会など準備が相当大変です。
事務局の皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。