Uberを初めて体験した。
日本では法規制があり、利用できないが、アメリカでは広く普及している。
スマホで迎車位置、目的位置、車のタイプ(大きさ)を指定すればたちどころにやってくる。
車の位置もスマホで確認でき、あと何分と表示される。
今まで何時にやってくるか分からなかったタクシーに比べてとても便利。
ホテルやコンベンションセンターなどでは、Uberの表記が掲示され、タクシー乗り場と同様の扱いを受けている。
ホテルの車寄せに行くと車を整理している職員に「Uberか、タクシーか」と聞かれる。
こんなことが日本にもやってくるのだろうか。
Uberは、ロンドンではかなり軋轢が起きていると聞く。
ロンドンではタクシーの運転手資格を取得するのに4年もかかる。
資格取得のためにはロンドン中の道路網をすべて覚えることが条件だという。
そんなに苦労してタクシー運転手資格を取った人たちには、Uberはたまったもんではない。
でも、カーナビが普及した今、そういった資格条件もかなり苦しい存在。
素人でもカーナビさえあればどこでも最短のアクセスが選択できる。
ここでもテクノロジーの進化が生活を変えてしまった事例だろう。
旅行に行くと、言語、タクシー料金、ルート、チップの有無など戸惑うことが多い。
でも、Uberはそれらを軽減する。
事前に金額が確定し、お金のやり取りも不要。
そして運転手は乗客から評価されるし、乗客も運転手から評価される。
だから、無茶は出来ない。
顧客の利便性と既得権益と職業を守ること。
いろいろ、難しいが、近い将来、スマホで呼べば無人タクシーがやってくる時代になる。
ショッピングセンターに駐車場が不要になる日も近いだろう。