先日、盛岡にある岩手銀行レンガ館に行きました。
その外観は時代を感じさせながも堂々とした存在感。
108年前に建設されたこの建物を見ると銀行と言うビジネスの権威高さを感じます。
入館料300円を払って中に入れば、息を飲むほどの大空間。
圧巻。
↑この写真は執務スペースからカウンター越しにお客様の待合場所を見ています。
そして、この逆から撮った写真がこれ。
右下がカウンター。
このカウンターを挟んで左が執務スペース、右が待合スペース。
ここまで来てハタと気が付いた。
なんと、108年前から銀行の店舗構造は変わっていない!のかと。
銀行ビジネスには詳しくないので本当のところは分からないけど、流通店舗は、時代と共に「対面販売」「側面販売」「セルフ販売」どんどん進化・変化してきた。
その一方で金融である銀行の店舗やビジネスはどんな対応をしてきたのだろう。
近年、テクノロジーの進化や決済手段の変化から銀行のビジネスそのものの変化が求められているけど、この100年間、何がどう時代に対応してきた今の結果なのかと。
今、リアル店舗もネット販売に押されてその存在価値を問われている。
進化できないものは市場から退出を求められるのか。
そんなことをこの威風堂々とした岩手銀行レンガ館を見ながら感じました。
盛岡に行った際は、見に行ってください。