最近、見るべきSCはどこですか?
と聞かれる必ず候補に挙げるのが盛岡駅ビル「フェザン」の「おでんせ館」
ここは岩手の美味しいものがギュッと凝縮した空間
一歩足を踏み入れるとあるわあるわの岩手名物。
まずは海宝漬は外せない。
うに、いくら、あわびが山のように乗った海宝漬。
贅沢過ぎる。
震災の後、この海宝漬の中村社長の話を伺いに三陸まで行ったことがある。
中村屋さんは、津波で船も倉庫流され、悲しみに打ちひしがれながらも社員皆で頑張って見事に復活。
そんな話を涙ながらに話してくれた中村社長はかっこよかったです。
そして岩手と言えば3大麺。
冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば。
冷麺は有名だけど、このじゃじゃ麺は知らない人が多い。
じゃじゃ麺と言えば、ここ「白龍(ぱいろん)」
出張者たちも必ず立ち寄ります。
じゃじゃ麺とは、中華で食べるジャージャー麺と同じように汁無し麺に味噌を絡めて食べる。
でも、味噌は和風。
そして、食べてる途中で生卵を割り入れ、かき混ぜ、そこにスープを入れてもらってスープ麺にして食べる。
2度美味しい不思議な麺。
そして、やはり南部鉄
なぜ、ここを見るべき施設なのかと言うと、とにかく地元を大事にしてるとこ。
多くのSCが地域との連携とか、街づくりとか、お題目では言うけど、ここは違う。
このおでんせ館にあるお店は、本当に担当者がコツコツ、粘り強く地元のお店を誘致している。
この冷麺で有名な大同苑も社長の息子さんがお店に立って接客してるほど。
おそば
海の幸
日本酒
今、フードホール流行りだけど、ここは流行りに乗って作ったわけじゃない。
長い年月をかけて実現した場所。
一見の価値ありです。盛岡フェザン。