今、天神が熱い。
という表現がピッタリだろう。
建築高さが緩和されて大規模開発が可能になり、今、その準備が着々と進む。
※福岡市のホームページから借用
これまで博多の街は福岡空港が近く便利なことと引き換えに建物の高さ制限があった。
それがアベノミクスの追い風もあり、高層建築が可能になり、このダイナミックな天神ビックバンにつながる。
ビックバンの対象範囲は天神をすっかり包み込む。
次々と新たな計画が発表され、長く明治通りの交差点にあった福ビルはすでに閉鎖され、本当に始まったことを実感させる。
取り壊しを待つ福ビル。
ここは過去に打ち合わせで何度も通ったビルなので感慨深い。
そして、これが発表された建て替え後のイメージパース。
※西鉄のホームページから借用
ウッドな感じが加わり明治通りの新たなランドマークになるだろう。
そして何よりも感慨深いのが、この天神コア。
前職時代、出店していたこともあり、頻繁に訪れた。
当時、商店会の総務委員として運営にも関わってきた天神コア。
ここも再開発エリアと聞く。
寂しい気持ちがあるものの次のステージへ行くということか。
そして、三菱地所株式会社が2019年1月には発表したイムズの建て替えには驚いた。
大規模な吹き抜けで当時は多くの建築設計に影響を及ぼしたイムズ。
この14階建ての高層ビルを壊して建て替えると言う。
※右側がイムズ。
どうやってこの高層ビルを壊すのか。
この市街地にあって相当な難工事になるだろう。
天神ビックバンが完了するまでの数年間、この周辺は工事ヤードと化す。
この期間をどうやって盛り上げるか。
天神地区の目下の課題だろう。
そして天神に近接する大名小学校跡地の活用も進む。
※福岡市のホームページから借用
2024年の天神に期待したい。