SCアンドパートナーズ

Vol.135 新入社員研修を通して思うこと

今年もたくさんの新入社員が入社した。
空前の人手不足。
かなり供給側の優位な環境の中、各企業、色々な工夫をする。

毎年、数社から新入社員研修を依頼されるが、その内容もバラエティー豊かになり、依頼企業もSCデベロッパー、PM会社、関連企業など多様に。

依頼内容も、ショッピングセンターの基礎知識研修、会社研修の前の導入研修、視察ツアーの企画など様々。

最近の新入社員たちは相当業界のことを勉強しているし、海外も含めて多くを見てるので、新入社員研修もかなりやり易くなっている。

この新入社員研修の面白いところは、とにかく若者が何に反応し、何に興味を持ち、何に期待しているのか、それを直に感じられるところ。

その中でもいつも感じるのは、十把一絡げにしないこと。

これに、尽きる。

よく、最近の若者は、とか、今年の新入社員の特徴は、とか、ゆとり世代とか、さとり世代とか、そういった分類分けをしたり、定義付けたりする。

確かに育った環境で共通する価値観は必ずあるもの。

でも、10人いれば10人の考えがあるし、それぞれの良さは異なる。

分類分けや定義をすると見る側の気持ちが楽になるけど、それは大人のエゴ。

その証拠にゆとり世代は、「失敗を恐れる」とか、「打たれ弱い」とか、言われるけど、スポーツ界で活躍してるのはゆとり世代だし、ITベンチャーに果敢にチャレンジしてるのもゆとり世代だ。

世に言うマーケッターと言う方々が勝手に付けたレッテルに惑わされず、変なフィルターを通さず、一人一人の可能性に目を向けるべきと思う。

忖度するサラリーマンの増産はもう止めよう。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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