サラリーマン時代、資料作りに費やす時間をどうやって効率化するか、いつも考えていた。
そして到達したのが「90%の仕上がりで次へ行く」だった。
資料作りでは、90%(90点)の仕上がりに到達する時間と、残り10%(10点)を仕上げる時間はどうやら同じじゃないか、ということに気が付いた。
90%の仕上がりまで1時間が掛かったとすると残り10%の精度を高めるためには同じ1時間が掛かる。
完成度を100%(100点)にするためには合計2時間が必要。
2時間掛けて一つの資料を作ることになる。
これを90%の仕上がりで完成と考えて、次の資料に取り掛かる。
次の資料を90%まで仕上げるのにやはり1時間。
これだと2時間あれば2つの資料作りが出来る。
ただ、この90%で割り切るところが難しい。
特にプライベートな予定の無い残業時間。
ここが一番危ない。
予定があればさっさと帰るところを100%まで仕上げようと残業時間だけが伸びていく。
残業時間の多い人はここにハマっているのでは?と感じていた。
働き方改革「90%で帰ろう!」だ。
ところが今の自分は残りの10%にこだわる。
いや、残りの10%だからこだわる。
最高のパフォーマンスを上げないと次が無い。
で、どんどん時間が無くっていく毎日なのである。。。