SCアンドパートナーズ

Vol.116 これからの働き方(ショッピングセンターがオフィスに)

シェアオフィスを利用し始めて3年になる。
移動の多い自分にとって固定のオフィスは不要だし、ショッピングセンターの中にあるから買い物も息抜きも便利で快適。

こういった働き方をショッピングセンターがバックアップできないか、と思っていたところ、多摩センター駅前の商業施設「ココリア多摩センター」の7階に見つけました。

その名も「保育室&コワーキング CoCoプレイス」

エントランスです。

入り口を入ると、そこには、
シェアオフィス + コワーキングスペース + 保育所 + 起業相談所
の4つの機能が融合している。

働きたい人はラウンジで。

お子さんを預けたい方は保育室へ。

遊具もしっかり。

もちろん、保育士さんがいてお子さんを預かってくれる。

食事も同じ会社が経営してる5階にあるカフェ「oshigoto cafe」から持ってきてくれるそう。

5階にあるカフェ。
カフェには見えませんがカフェです。
この5階にあるカフェもママをターゲットにしたワーキングカフェ。

この「保育室&コワーキング CoCoプレイス」の使い方は、

1.在宅ワーク
保育室があるからデザイナーやクリエイターの方などは仕事に集中するためにここへ来て子供を保育士さんに見てもらいながら仕事に集中する。
終われば子供と家に帰る。

2.保育室だけの利用
駅前にあるショッピングセンターだから子供をここに預けて自分は都内の職場へ。
帰りに迎えに来る。
時々テレワークも。

3.起業したい方の相談所
東京都の認定インキュベーション施設に認定されているそうです。

4.サテライトオフィスとして。
企業が登録することで社員はテレワーク。
厚生労働省「仕事と子育てを支援する」サテライトオフィスのモデル事業になっているそうです。

ここまで整っていれば、

もし会社のコアタイムのあるフレックス勤務が許される企業であれば、朝9時に自宅から近いここへ子供と出勤、コアタイムだけ都内へ出勤、早々と帰ってきてここで定時の17時まで勤務して子供と帰る、なんてことが出来る。

これが朝9時に大手町の会社に行くためには、朝早くに子供を預け、混んだ電車で通勤し、17時の終業後、ここまで戻ってきて家に帰る頃には20時になってしまう毎日。

でも、ここを利用すれば、下の食料品売場で買い物して18時には家でご飯を食べれる。
17時の就業時間を大手町で迎えるのと、自宅近くのサテライトオフィスで迎えるのとでは雲泥の差。

順番でお父さんが迎えに来る日も同じことが出来る。
ここに小児科もあれば言うことなし。

これから働き方が多様化すること、そして、ショッピングセンターはECの影響から物販売上は低下、ますますテナント区画の空きが始まる。
そして、女性の社会進出は平日昼間のお客様の数が減少するのは目に見えてる。

そうしたら、ショッピングセンターの機能に「働く場所」を付加しているのは当然。
単なるシェアオフィスを導入する商業施設も出てきているけど、ここまで考えられた施設も珍しい。

ショッピングセンターの一つの解になるのでは?

やるな「ココリア多摩センター」(^^♪

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員、渋谷109鹿児島など新規開発を担当。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒、1961年生まれ。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-