SCアンドパートナーズ

Vol.102 平日昼間のお客様が変わる

女性の就業率が上がってきた。

女性の社会進出、大いに喜ばしい。
ただ、ショッピングセンターには大きな影響を及ぼす。
それは平日昼間のお客様が減少すること。

1週間は7日しかない。
この7日のうち、平日が5日、土日で2日。
ということは、平日が、7分の5を占めるということ。
SCの売上は、この7分の5をどうやってマネジメントしていくのか、ここが重要なポイントとなる。
特に郊外のSCは、平日の夜の集客は難しいから昼間いかに顧客に来てもらうか、ここに腐心する。

これまで専業主婦率の高い日本では、この平日昼間のターゲット顧客はここに照準を当ててきた。
しかし、これからはそうはいかなくなる。
平日昼間に来ることが出来るのは、
1.減りつつある専業主婦
2.育休中のママ
3.平日お休みの方
4.学生
5.リタイヤされた方
6.その他
である。

ショッピングセンターのターゲットはファミリーや専業ママを対象に品揃えやサービスメニューなどを考えてきた。
でも、これからはもっとターゲットの幅と多様性を考えないといけなくなる。
ただでも人口が減る社会。
商圏の特性を考えて画一的なターゲット像ではどんどん難しくなる時代に。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-