初めてメルカリに出品してみました。
メルカリの取扱高は1兆円になると聞き、これは一度、チャレンジしてみようとスマホにアプリをダウンロード。
(メルカリのTOP画面)
とりあえず、出品したのは、バッグとネクタイ。
さてさて待つこと1週間。
しかし、何の音さたも無し。いいねボタンも押されず。
あれ、どうしたことか。
周りからは色々、売れたよ、の声を聴くも微動だにせず。
うーむ、何が問題なのか、と考えれば「そうだ、これってマーケティングの4Pそのものじゃないか」と、はたと気付く。
マーケティングの4Pとはご存知マッカーシーの4P
PRODUCT(商品)、PRICE(価格)、PLACE(流通チャネル)、PROMOTION(プロモーション)だ。
今回のメルカリで言えば、
PLACEは、メルカリ
PRODUCTは、出品した商品
PRICEは、自分でつけた値段
PRPMOTIONは、写真と自分で書いた説明書き
となる。
PLACEは、メルカリを選択しているとなれば、残るは、商品か、価格か、プロモーションか。
この3つのどれかに問題があるか、全部に問題があるのか。
このいずれかだ。
・商品は自分の売りたいものを出品。
そもそもこれにニーズはあるのか。
・価格は自分でつけた値段
これは商品価値に見合っているのか。(もちろん買い手にとっての商品価値)
・説明書きと写真
これらは人を惹きつける内容になっているのか。
どこに問題があるのか、と考えた矢先、メルカリからこんなメッセージが飛んできた。
こちらの問題を見透かしたように飛んできたメッセージには、「売れないときは写真を入れ替えてみよう!」だ。
これまさしくプロモーションの領域。
なるほど、そういうことかと写真を撮り直し、入れ替えてみた。
しかし、やっぱり、何の反応も無し。
うむむ、そうすると残りは商品(PRODUCT)と価格(PRICE)の問題か。
でも、商品は自分の売りたいものを売らないとメルカリの意味は無い。
さすれば価格か。
でも、それを10%ダウンにするのか、思い切って50%(半額)にするのか。
どの選択が正しいのか。
うーむ。
しばらく、葛藤が続きそうだな、こりゃ。
しかし、このメルカリ、こんなに簡単に商売の基本と向き合える。
何て素晴らしい仕組みだろう。
授業で学ぶより、はるかに勉強になるじゃないか。
昔は自分で店を作るか、フリーマーケットに出店するか、そんなことをしなければ出来なかったことが家にいながらスマホ一つで経験出来る。
マーケティングのリアル学習
小学生でも出来る。
最近は4Pではなく、4Cの時代と言われる。
でも、まずは4Pで考えていくことにしよう。