今年もSCビジネスフェアに出展しました。
思えば2015年11月、会社を辞めてすぐの2016年1月からの出展から数えて4回目。
早いものです。
このSCビジネスフェアへの出展申し込みは毎年8月末が第一次締め切り。
最初に出展するための申し込みをしたのが2015年8月。
この時は、まだ会社に在籍していたので、こっそり個人名で申し込みました。
この申し込み者リストに私の名前があることに気がついた方から連絡があり、当時、バタバタしたことが懐かしいです。
(ここで退社がバレた 笑)
この4年間、その時々でいろいろな方とコラボしながらの出展。
今年は結果、7社での連携になりました。
皆様に大変お世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
今年のブースです。
私は特に売る物や商品は無いので、来場された方が疲れた足を休めるくつろぎの場所としての設え。
バックにストックを作っているので来場者は荷物やコートをここへ置いて回遊し、最後、ここに寄って荷物をピックアップして帰る。
そんな機能ですね。
ということで今年もマースドリンクのご協力でコーヒーメーカーをお借りしました。
コーヒーも種類が多く、その他紅茶やラテやココアまで。
これを来ていただいた方に楽しんでいただきます。
美味しい!と評判でした。
実は、このコーヒーメーカー、オフィスやスタッフ休憩室に置くレンタル商品。
企業が社員向けに福利厚生機能としてオフィスに置くことを想定した商品。
それをプロモーション用にここに置いたのです。
だから、本当はこの場所にちゃんと「オフィスに置きませんか」とPOPでも掲げたら良いのですが、このマースドリンクはあまり商売っ気が無いようでそういった告知は無し。
来ていただいた方は我々が用意したコーヒーサーバーと思っていたことと思いますが、これはれっきとしたレンタル商品。
コーヒー飲んで「おいしい!」と思った皆様、是非、導入ください。
(って、今、宣伝しても遅いですね)
そして、来られる方の多くが、いろいろなお菓子を持ってきてくれます。
ラウンジ機能を理解してのことだと思います。
ありがたいことです。
毎年、差し入れてくれるのがご存知「リンツチョコレート」
それも大量にリンツの方が持ってきてくれます。
今年も山ほどリンツのチョコレートを。
3日間でどれだけリンツを食べたか。
ありがとうございました。
今年もブース出展の希望者が多く、すぐにいっぱいになり、出展のキャンセル待ちになるほどだそうです。
各社趣向を凝らしたブースで会場は大変な賑わい。
中で一番驚いたのは、ロボットの真似をしたパフォーマンス。
とにかくすごい。
女性がアンドロイドの真似をしているのですがどう見てもロボット。
観客からは「ロボットだろ」「違うよ、人間だよ」「いや、ロボットだよ」と口々に。
これプレゼンテーション用のディスプレーの横で演じるので、集まった観客は全くディスプレーは見ず、このパフォーマンスに釘付け。
人は集めたのに良かったのか悪かったのか。
いろいろなパフォーマーがいるものです。
私もプレゼンを開催。
これももう4回目。
260人に方に参加いただきました。
ありがとうございました。
想定以上の方がいらしたので受付に時間がかかり、プレゼン時間が短くなり、かつ、最後の1ページでパソコンがフリーズ。
いや、大失敗。
参加者からは「わざとだろ」と言われましたが真面目にフリーズしたのでした。
起承転結の結が投影できず。
この後、しばらく落ち込んでおりました。
今年も今の現状を解説しながら次の時代のショッピングセンターについて伝えたかったのです。
今のSC運営は、MD、テナントミックス、歩合賃料、ロープレ、接客などを基本としていますが、これはあくまで普通借家を前提にした末長いお付き合いが基本。
でも、今は定期借家を前提に決められた期間内で最大パフォーマンスを上げることを求められています。
日本特有の販促活動、現金預かり、営業指導と言った古き良き文化をそろそろ見直す時期に来ていると思っています。
SCとテナントは、イコールパートナーから「ビジネスパートナー」の時代へ。
このロジックはまたどこかで執筆として発表します。
今回、3日間を通して感じた懸念点は、やはり、イノベーションの停滞です。
各社のブースは素晴らしいのですが、そこで展示、解説されているのは、ほぼ、ホームページを見れば分かるものばかり。
このSCビジネスフェアも同じようなことの繰り返しになっているのでは?という印象を受けました。
SC業界、次のイノベーションは?
それを感じるようなイベントになるといいですね。
皆様、3日間、お疲れ様でした。