SCアンドパートナーズ

Vol.92 デザインと機能性

先日、変わったものを見つけた。

宮城県大崎市の「ささ結」と表記された縦13センチ、横9センチ、厚さ2センチの冊子ようなもの。

聞くところによると、ささ結とはササニシキの直系にあたるお米なんだとか。

見たところ、恐らく、プロモーション用のメモ用紙だろうと思った。

よく、新年のあいさつの時などに配られる卓上用のメモ用紙。

で、裏返してみると365の文字

はて、何だろうと中を見ると。

何と、1ページに1つのメニューだけが記載されている。

365ページに渡ってメニューが一つづつ記載されている。

それぞれのページに記載されている料理の
・レシピが記載されている訳でもなく、
・カレンダーになっている訳でもなく、
ただひたすらお米を使った料理が1ページに1つづつ、記載されているだけ。

剥がせないし、字も書けない。

「え? これには何か機能性は無いの?」

関係者に聞いた。

「機能性は無いですよ」

とつれない返事。

でも、周りにいるデザイン関係の方達は、この発想と字のデザインにいたく感嘆してる。

でも、メモ用紙にも、カレンダーにも、レシピ本にもならない2センチの冊子。

せめて、毎日の献立を考えなくてもいいような、そんなサポート本でも無い。

紙の無駄使いではないか、とそんな発想しか出てこない自分。

デザインと機能性。

考えながら、このささ結を食べてみることにします。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員、渋谷109鹿児島など新規開発を担当。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒、1961年生まれ。

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