SCアンドパートナーズ

Vol.89 大切な往生際の悪さとは

今朝、facebookに「まだまだ」と書いた書き初めをアップしてるのを見てこんなことを思った。

「往生際の悪いのは大切だなー」と。

昨日、カズが横浜FCも契約を更新したとのニュース。

一部には引き際が肝心、などと言う方もいるが、何のために頑張るか、きっと、それは他でもない「自分のため」「自分への挑戦」だと思う。

もちろん、サッカーはチームプレー。

チームに貢献することで結果は出る。
でも、それはチームの結果であって自分の結果とは少し違う。

先日、高橋大輔選手も復帰後、素晴らしい結果を出した。

彼も一度は引退し、そして復帰。

その時、彼は「自分のために滑る」と言っていたことが印象的だった。

きっと、色々な葛藤はあったと思うけど、自分に納得感の無いままに引退してしまったからこその復帰の決意だったんだろう。

自分に納得したいから。

伊達公子さんも一度は引退したものの復帰。
きっと、彼女も同じだったんじゃないのかな。

日本では、

諦めが肝心、とか、
老醜を晒すな、とか

でも、そんなことどうでもいい。

確かに新陳代謝が必要な企業や組織でいつまでも君臨する方のために若手が育たなかったり、変革が遅れたり、することは多い。

これは困る。

でも、高橋大輔選手も伊達公子選手もガズも誰に迷惑をかけてるわけではない。

自分への挑戦。

そんな立場の人は、最後まで頑張る。

醜態を晒してもいいじゃないか。
誰が何と言おうとも。
自分の人生、納得感を得るために。

そんなことをfacebookの「まだまだ」の書き初めを見て感じました。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-