東京建物株式会社が、NSC(地域密着型商業施設)を展開する。
ブランド名は、「minanoba(ミナノバ)」
早速、その1号店が、2025年3月5日、相模原市に開業しました。
名称は、「minanoba相模原」
場所は、小田急線相模大野駅から西へ1.8km、小田急相模原駅から東へ700m
住宅が密集する郊外地
外観はちょっとしたCSC
NSCと聞いてきたので、平面駐車場で店舗が立ち並ぶイメージを持って行ったのですが、造りはちょっとしたインモール
メインエントランスを入ると、スーパーマーケット
品揃えはかなり感度高く設定しているように感じました。
鮮魚はさすがLIFEです。
1Fには、ドラッグストアにサーティンワンアイスクリーム
2階に上がると飲食と物販とサービス店舗
生活に必要なものが並びます。
クリニックが少し遅れての開業のようです。
ちょっと驚いたのが、回転すし
寿司と言えばシズル感を出すファサードのイメージですが、ここはスッキリ。
店内に入ると自動化された店舗レイアウトと端末
回転すしも変わってきたなーと思いました。
駐車場は、建物の裏側の平面駐車場と屋上駐車場
駐車料金は、1.5時間まで無料
1.5時間を超えると料金が発生すると記載されていますが、管制装置もバーも発券もありません。
カメラで撮影されているようですが、性善説を取っているのでしょうか。
確かにしっかり金員を収受しようと思うと手間もコストもかかるのでラフに運営することも必要ですね。
NSCと言うと、オープンモールをイメージしますが、こちらはインモールの形態を採用
今、工事費が高騰しているので、こういったNSCは商圏がある程度見込めれば、大型のRSCに比べると投資リスクは低いので、今後、こういったタイプの開発は増えていくことでしょう。
実際、下図の通り、コロナ禍以降、10,000㎡以下の開業物件の割合が増加しています。
小規模物件は下駄ばきマンションなどの増加も影響していますが、SCの小規模化は確実に進んでいます。
ということで、minanobaの2号店は、埼玉県川口市に既に開発中だそうです。